
関空に着いた。あと2時間弱、クルマで走れば、寒い寒い自宅に着く。ツラいなあ。
旅行のときは、外食は早々に済ませてホテルに戻り、地元のスーパーなどで買った酒やツマミで酒盛りをする。子連れで飲み屋には行けないし、安上がりでリラックスでき、酔っ払っても寝ちゃえば済むからだ。
昨夜夫は、泡盛の小ビンを開けた。350mlの小ビンとはいえ、私も夫も30度を超える酒を一晩で飲み干すほどには強くない。半分ほど残った。
これを荷物に入れて持ち帰るわけだが。そのままスーツケースに入れるわけにもいかない。どうしようかな。
思い立って、次女の(未使用の)紙オムツを被せてみた。
反対側からも被せた。
…、なかなか、具合が良い。
緩衝材としても問題ないし、万一割れても、水分はオムツが吸ってくれる。無事帰宅したら、これはオムツとして次女に使えば良い。
我ながら、ナイスな思いつき! すごいじゃん私!
惜しむらくは、次女はそろそろ――恐らく半年以内には――オムツがとれてしまうので、この手は多分、2度と使えないことだ。
愛する我が子のオムツにくるまれていた泡盛は、きっと美味しいに違いない。