パンプキンシチューとサラダ。これだけのものをつくるのに、2時間かかるのはどうかと思う。ま、鍋1杯シチュールー1箱分だったから、切る野菜の量も多かったし、少し手間をかけたからその分時間もかかったわけだけれど。というのは、鶏肉やかぼちゃは煮込み過ぎると固くなったり煮崩れしたりするし、逆に人参はじっくり煮込んで柔らかくしたいから、先に人参玉葱じゃがいもを鍋で炒めて煮込み、ある程度柔らかくなったところで鶏肉とかぼちゃをフライパンで炒めて鍋に加える、ということをしたわけ。そのまま鍋に放り込んでも良さそうなものだけど…何となく、炒めたほうが美味しいような気がして。どうなんだろ(自信ナシ)。
夫が早めに帰宅するというので(でも夕食待ってらんない時間)、食事を済ませてから3人で仮装した。
私が怪獣パジャマ(独身の頃買ったもの。もう10年くらい吊ったままだったので、なんとなくカユかった)で、長女は私の古いワンピース。次女には単にマント型のコートを着せた。
玄関の戸が開く、と、3人で駆け出し…、
「とりっくおあとりーと! おかしくれなきゃ いたずらするぞ!」
一番ノっていたのは私かもしれない。
勿論予め仕込んでおいたので、夫は大げさに驚いてみせ、私の指示通り、買ってきたお菓子を子どもたちに渡したのだった。
…私の分は、なかった。
朝、職場で「子どもにせがまれたから、今夜ハロウィンパーティするんだよ~」と言ったら、バイト嬢ちゃんに「いや~ん、セレブじゃないですかぁ」と言われた。
食事の材料費千円ちょっと&処分価格100円のジャック・オ・ランタン飾りでするパーティの、何がセレブよ(笑)。“セレブ”の意味がわかってないね? でも言いたいことはわかる。私だったら「ハイカラなことするねぇ」とコメントするとこだ。
初めてハロウィンなる外国の行事のことを聞いたのは、いつだったかなぁ? 高校生の頃、ホラーコミック雑誌のハロウィン特集で、ジャック・オ・ランタンの化け物がフレディよろしく刃物を振り回す場面は、やたら印象に残っているのだけれど。