冷蔵庫がそろそろ危うくなってきたので、買い換えた。1週間かけて中の食材を極力食べ尽くし、昨日は表に貼り付けてあるメモの類や上に乗せてある食器(節電の意味でも防災の意味でもアカンのだけれど、他に置いとくとこないのよね)を撤去し、この家に引っ越してきてから1度も(^_^;)掃除していなかった冷蔵庫上の壁と天井に掃除機をかけた。
今日は朝から、冷蔵庫の中味を出し、冷蔵庫周辺の小物や玄関からお勝手までにある邪魔そうな家具の類を端に寄せ、玄関の靴や猫トイレを退かし、――冷蔵庫の中味は結構少なくしたつもりだったが、意外にたくさん残っていて、しかも保冷剤の体積を考慮していなかったので、用意していた保冷箱や保冷バッグでは足りないかと思われたが、ギュウギュウ詰め込んでなんとか収めた――予想以上の大作業になってしまった。
新しい冷蔵庫が来たのは午後1時半ごろ、30分くらいかけて撤去&設置作業を終え――通路確保のために、玄関の新聞受けや居間のドアまではずしたのに驚いた。運送屋さんもタイヘンだなぁ。――新しい冷蔵庫をシミジミ眺める余裕もあらばこそ、今度は中に食材を収めたり部屋を復元する作業にまたまた手間取り(なにしろ次女をあやしたりなだめながらだから)、長女の保育園への迎えの時間は1時間近く遅れてしまった。
とにもかくにも、新しい冷蔵庫は我が家のお勝手に収まり、起動を開始した。冷蔵庫ひとつ入れ替わっただけで、家の中の雰囲気が少し変わったような気持ちがする。おっきなモノだし、色も白から茶色に変わっているしね。
夫が、職場の女性と話していて、今年結婚十周年なんですよと言ったら、「じゃあ、冷蔵庫とかテレビとか、家電をそろそろ買い換えなきゃなんなくなるんじゃない?」と言われたらしい。
そのときは、あははと笑っていたのだが、直後に冷蔵庫の不具合が判明し、修理するより買い換えた方が長い目で見ても経済的(現在出回っている機種は、機能がずっと高くなっているし、古い家電はどうしても電気を食うから)との結論を得たとき、その会話を思い出して得心していた。その同僚の女性は、きっと同じことを経験したんだね。
私たちが結婚したときに、新しく購入した家電は冷蔵庫だけだ。それを十年目の今年、買い換えた。
また、十年後に買い換えることになるのかな? ――そのときにも、家族全員、仲良く元気に暮らしているのであれば良いな。
結婚記念日は、来月11日。