Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)
J.K.Rowling / / Arthur A. Levine Books
ここでは、内容には触れていません。
10日ほど前に読み終えました。
もうとにかく、この日はなかなか現実の世界に戻ってこられなくて…。全編外国語で書かれた本(絵本以外)を読み通すということが、このトシになって初めての経験で、しかも時にはハラハラドキドキしながらページをめくり、時にはクスクス笑ったり涙があふれたり、外国語の文章を読んでそこまで感情移入できる自分に(笑)カンドーした。そして、この世界を誰かと共有したくて、ネットをあちこちウロついてネタバレと書かれたサイトを読みまくった。
そうしたら、案の定というかなんというか、読み飛ばしていた部分とか誤って訳しちゃってた部分とかがボロボロ出てくるの! ひとりコンピューターの前で「え、そんな場面あったっけ?」「それってそういう意味だった?」とブツブツつぶやいていた。
気がつけば、昼過ぎ。赤ちゃんが泣いている。
こらアカンとコンピューターの電源を落とし、慌てて家事をはじめたものの、やっぱり心は魔法界に飛んでしまっている。よくまぁ長女のお迎えに間に合ったものだ。アカンやん、このハハオヤ。
産休~育休期間中でなければ、原書に手を出そうと思わず、大人しく翻訳の出版を待っただろうけれど…。読んでよかった。「翻訳より原書のほうが面白い」という意見も実感できたし。
今は、最後の数章を丁寧に読み返しています。それが終わったら、6巻を読み直そう…。
まだまだ楽しめそうだ!
ここから先は、内容に触れるので、文字色を白にしています。反転すれば、お読みいただけます。
携帯からご覧の方は、ご注意ください。
気になるのは、映画でどの場面が採用されて、どの場面がカットされるかということ。
思わず泣いてしまったドビーの最期とお墓を掘る場面、サラっと流されたら悲しいなぁ。原作ではあれだけ大活躍していたドビーなのに、映画3作目以降って出てない…よね? 確か。鰓昆布をハリーに渡すのも、ネビルになっちゃっているし。
スネイプ先生の過去も、どこまで詳しく描いてくれるか。映画5作目でヤング・スネイプが本当に一瞬しか出なかったのが、とても残念だった。けれども、サイアクでも最期の場面は外せないハズ。あの「Look ... at ... me ...」、アラン・スネイプが苦悶の表情でつぶやく場面が目に浮かぶ。(;_;)
それから、モリーかあさんの「YOU BITCH!」も見たい!
あと…、エピローグもどこまで描かれるか。ハリーたちはどうでもいいけれど(笑)、ドラコがとーちゃんになった姿は見たいなー。