娘はお絵かきが大好き。
保育園へ迎えに行くと、室内で過ごしているときは、ほぼ必ず絵を描いている。
天気とか午前中の遊び方によるらしいんだけれど、3時のおやつが終わると以降は自由時間というのかな、クラス全員で園庭に出るか、保育室の中で思い思いに過ごすかしながら保護者の迎えを待つかってことになっていて(5時過ぎて子どもの数が減ってくると、全クラスの子どもがひとつの部屋に集められて“合同保育”になるのだが)、室内では保育士に絵本を読んでもらう子、ママゴトをする子、積み木遊びをする子、列車のオモチャで遊ぶ子、等等、大概ポジションが決まっているのが面白い。3歳児クラスに上がってから気づいた傾向だ。
話が逸れたけれど、とにかく真剣に絵を描いているので、「帰るよー」と声をかけても顔を上げようともしない。こっちは疲れて腹も減っているから、早く帰って夕食の支度をしたり入浴したりといろいろ用事があるので、結構苛立つことが多い。
先日も、何度声をかけても描き続けているので、無理やりペンを取り上げて「はい、もうおしまい!」と言ったら、「まだ おててとあんよが かいてないの」と大泣きされてしまった。やれやれ、だ。
で、今日行った時は、こんなものを描いていた。
すごーいー! 上手ー!!
左の箱は、ペンが入っている箱。それを一生懸命模写していたのだ。
窓の桟とか中央のうさぎさんのほっぺのピンクとか、忠実に再現し(ようとして)いるし、うさぎの上に描かれている十字はバックのマス目なんだって。右上に顔だけ出している猫さんを、失敗したといって左上に描いている。柔軟というか、まだ左右の区別が上手につけられないんだな。
サスガにこれは、途中でやめさせる気になれなくて、本人が納得するまで待っていたので、帰るのがカナリ遅くなってしまったけれど…。
イヤこれは堪えなくちゃね。
才能あるのかなー、絵を習わせるべきかなーと考え込んでしまった私でありました。
勿論この絵は、持ち帰ってスキャナで取り込みデジタル保存。
親馬鹿炸裂? いーのいーの。