少なくとも三日坊主ではなくなった(昨日これを書くべきだった)。
私の母方の祖父は(とっくの昔に鬼籍に入っているが)、「仏の昇平さん」と呼ばれていたらしい。
若い頃は厳しい父親だったのに、孫が生まれた途端に柔和になり、ふにゃふにゃのベタ甘ジジィになってしまったことを僻んだ母が、そう呼んだものらしい。
つまり「仏」と呼んでいたのは、母だけ。
「無智無分別にして正直偏固」「剛毅木訥の仁」のひとって、周りが良い人ばかりなら「仏」と呼ばれて穏やかな人生を送れるけれど、ちょっと間違えば悪いヤツに喰いものにされちゃうんだよなー。
たぶん、昔も今も。