普段、娘は、夜泣きとか、よほど愚図ったときとかでない限りベビーベッドで寝かせているが、昨夜は私の蒲団に連れてきて、一緒に眠った。
娘の体温を感じ、寝息を間近で聞きながら、小さな柔らかな身体を抱きしめて眠りにつきたかった。
あんなに恐ろしい出来事を見聞きした後では、とてもではないが穏やかな気持ちではいられない。
乳児刺され死亡、愛知のスーパー店内で 容疑の男は逮捕 - asahi.com : 社会
安城市は、母方の祖母の実家があるところで、私は行ったことがあるかどうか記憶にないのだが、祖母の姉を「安城の伯母さん(本当は、私にとっては大伯母なのだが)」と呼んでいた。だから、その地名に馴染みがある点で、さらにこの事件を身近に感じてしまったのだった。
子どもを身篭って以来、幼い命が犠牲になるニュースに対して平静ではいられなくなっている。
ひとの死は、何によらず痛ましいものではあるが、かつてはこれほど“他人の死”に胸を痛めることはなかった、それが、“母親”になる前と後での、私の精神面での大きな変化だと思う。
あの子のお母さんは、今どんな気持ちで夜を過ごしているのだろう。
もしああいう事態が起こったとき、私は我が子を守れるだろうか。
この世に安全な場所などないのだろうか。
それにしても、
イトーヨーカドーも、えらい災難やな。